ABOUT小松電業所について

PRODUCTION PROCESS製品工程紹介

小松電業所で製造している製品をご紹介
しています。エンジンフードやサイドカバー
といった外装部品から
燃料タンク。運転席やヘッドガードといった
運転席ユニットなどマシンのあらゆる部分を
製造しています。

PRODUCTION PROCESS

PROCESS 01

Cutカット

２次元/３次元レーザー加工機により鉄板を加工します。
加工機はプログラムした動きを自動で行うため、複雑な形状でも切り抜きや穴あけ等ができます。

PROCESS 02

Pressプレス

鉄板を曲げる・絞る・穴をあける工程になります。プレス機の金型を変えることで鉄板を様々な形状に加工させます。工場内には絞る専門の2000t,800t,400t,250tプレス機や抜く専門の150tプレス機があり、製品のサイズやカタチによって使い分けをしています。また曲げる専門のブレーキプレス機も数台あり様々な種類に対応できます。

PROCESS 03

Weld溶接

プレスで加工された半製品を治具にセットして溶接することで製品のカタチをつくっていきます。溶接ロボットでは溶接ができない箇所は熟練工の技能を用いて溶接することでお客様の品質要求を満たすことができます。ロボットを用いることで作業時間も大幅に短縮でき、品質も向上されました。設備として、半自動溶接機、ロボット溶接機、回転ポジショナー、スポット溶接機などがあります。

PROCESS 04

Paint塗装

下塗りと上塗りの塗装を行います。
下塗りは防錆に特化しているカチオン電着塗装を用いております。
上塗りは粉体塗装と溶剤塗装の両方を行えるので幅広いお客様の要望に対応できます。
粉体塗装は有機溶剤を使用しないため環境と人体に優しいです。
また粉体塗装は、塗料が固体のため厚膜塗装が可能となり、建設部品に向いた塗装ができます。

PROCESS 05

Assembly組み立て

組立で必要な部品をあらかじめピッキングします。
エンジンフードやサイドカバーなど外装部品にはクッション材や断熱材等の部品を取り付けます。タンクにはフィルターやホースの組付け作業をして漏れテストを実施して製品を完成させていきます。また運転席ユニットは1500種類以上の部品を使って１から組立します。

PROCESS 06

Complete完成

出荷前に製品が図面通りにできているかの確認をします。寸法、色彩、塗膜など様々な項目に対して専門の測定機器を使って基準を満たしているか検査します。
製品に問題がなければお客様のところまで届くように納期日・種類・数量を確認して出荷します。

PRODUCTS製品紹介

ENGINE HOODエンジンフード

車両の動力源を保護する外装部品です。
精密機械を保護しているため高い強度が必要になります。
SIDE COVERサイドカバー

外装部品は目に触れやすい部品のため高いデザイン性が求められます。曲線加工・深絞り加工や3次元加工機でトリミングすることによって丸みを帯びたフォルムを実現できます。
OPERATION UNIT運転ユニット

建設機械向けの運転席周りを製造しています。
ハンドルやアクセルペダルなど1500種類以上の部品を組み立てて製造しています。
FUEL TANK燃料タンク

建設機械の燃料を蓄えるための製品です。
当社が製造している燃料タンクの内側には、錆を防止するために「デンギョーコート」を塗布しています。
※「デンギョーコート」は特許を取得しています。
HYDRAULIC OIL TANK作動油タンク

油圧装置の油を蓄えるための製品です。
建設機械のアームやショベルなどの作業装置は、油圧駆動によって動作します。そのためタンクの気密性や内部の異物混入を防ぐことが重要視されます。